自転車

国道沿いの古いモーターショップ
埃をかぶっていた自転車1台
型が古いからと誰も見向きもしない
店の親父は錆びたところに油を注してくれた
強い人たちの声に惑わされて
素直に喜ぶことを忘れてたんだ
自分の力でどこかに行くなんて久しぶりだな
汗をかきながら…

車道はずっと混雑してる
いらついた魂わめき散らしてる
暮らしていくことで焦り過ぎたようだ
大切な言葉は言い出せずじまい
いらないことばかり言って距離が遠くなる
本当にしたいことはそうじゃないのに…
デコボコ道とも仲良くやれるよ
ペダルを漕ぐ足がいつも話してるから…

速度が変われば景色も変わるよ
通り過ぎてただけだった
ほら あの道が笑ってる
時計台であの娘がずっと待っているから
もうちょっと急がなきゃ
けど枯葉が綺麗だ
時計台であの娘がずっと待っているから
もうちょっと急がなきゃ
けど枯葉が綺麗だ